ヘンプフレークはそれだけでも歯ごたえがあり、ヨーグルトなどに入れるとシリアルのような食感がたのしめるのですが、今日は、そのヘンプフレークを使った「ヘルシーチョコフレークの作り方」をご紹介します。
皆様チョコレートはお好きでしょうか?
チョコレートの効能はご存知の方も多いと思いますが、ここで一度おさらいします。
今回使うのはビターチョコ。カカオマスが40~60%のチョコレートのことをいいます。最近では、カカオ分70~90%という低糖のチョコレートのことをいう場合もあります。
カカオの効能は、下記のものが挙げられます。
●中高年の女性が心不全を患う危険性を減らす、という研究結果が先日、米国心臓協会の『Heart Failure』ジャーナルで発表されました。
出展:『ブラックチョコレート』が心不全になるリスクを減らす! Pouch
●動脈硬化を防ぐ
カカオ・ポリフェノールは、動脈の繊維にコレステロールがたまったり、LDL-コレステロールが酸化を受けて動脈硬化が進むのを防ぐことが、ラットや人によって確かめられています。
●がん予防に期待
試験管内に変異原物質と同時にカカオ・ポリフェノールを加えたところ、細胞DNAの突然変異が抑制されることが確かめられました。
●ストレスに打ち勝つ
身体的にストレス状態にあるラットにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、ストレスにうまく適応することがわかりました。また心理的ストレスにたいしても抵抗力が強まることが確かめられました。
●アレルギーやリウマチにも効果
アトピーや花粉症などのアレルギーは現代病のひとつとして大きな問題になっていますが、マウスにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、アレルギーの原因となる活性酸素の過剰な働きが著しくおさえられました。さらにチョコレートを人に食べてもらったところ、おなじ効果がみられました。
■ココアは病原菌をおさえ、傷の治癒にも効果的
ココアは胃かいようや胃がんとの関連が深いピロリ菌や重い食中毒で知られる病原性大腸菌O-157が増えるのをおさえるなど、細菌の感染に効果があるほか、毎日ココアを飲んでいる重症患者さんには傷の治りが早くなることが確かめられています。
■チョコレートの香りが精神活動を高める
チョコレートの香りが集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から 確かめられましたが、さらにチョコレートを食べたほうが、陸上競技の「ヨーイ~ドン」から スタートの反応時間が短くなることが分かりました。
出展:日本チョコレート・ココア協会
まだ、まだあります。
上記の効能は、主にカカオ成分の効能ですので、ミルクチョコレートなどのお砂糖たっぷり、カカオ少量なチョコには該当しません。
アステカ文明の頃は、このカカオの実の効能を知っていたので、一時は通貨として扱われるほど価値があったそうです。
今回は極力甘さ控えめのビターチョコを使います。
ヘンプフレークの効能は、こちらをご覧下さい。→麻の実はすごいスーパーフード
最強コンビですね。
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Recipe
材料(スプーン大の1口サイズ8~10個程度)
ヘンプフレーク・・・60g
コーンフレーク・・・10g
ビターチョコ・・・100g
(カカオ40%~60%、お好みで70%~80%でも可、それ以上になるとかなり食べにくいです)
*はちみつ・・・小さじ1杯(70%~80%のものを使われる場合のみ、小さじ1杯程度足してあげると食べやすくなりますが、少しチョコが緩くなります。)
作り方
1.ビターチョコレートを湯煎で溶かす。(*はちみつを入れる場合はここで入れてください。)
2.よく混ざったら、ヘンプフレークとコーンフレークをいれてざっくりと良くからませる。
3.からまったら、スプーンでひとくちサイズにわけて平なものにおく。
4.冷蔵庫にいれ、少し寝かし、固まったら出来上がり♪
5.保存用容器にいれるなどしてお早めに召し上がり下さい。(保存は冷蔵庫で)
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サクッとした食感が美味しさを増してくれます。ちょっとしたスナックに、小腹のすいた時に、ストレスを感じた時に、仕事や勉強・家事の合間にお楽しみください!
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