Molfoスタッフ一同、本年中は大変お世話になりました感謝とお礼を申し上げるとともに、来年2016年が皆様にとって素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
MOLFOは、2年目の年越しを迎えます。1年目は、本当に無我夢中であったように思います。2年目だからといって安心できるほど成長したとは申し上げられませんが、ただ時の経つのはものすごく早く、そのスピードに驚きを隠せません。
昨年の歳末のご挨拶を振り返っておりました。
昨年の12月は、日本は寒波に見舞われ、大雪の被害などがあった時期でした。
そして、今年は暖冬。
ひまわりが咲いたり、つくしが顔を出したり、野菜がとれ過ぎて売っても赤字になるため、野菜が大量放棄されるというニュースがありました。
世界には、飢えで苦しんでいる人もいるというのに、ここ日本では、経済が基準になってしまっているため、お金にならないことは、たとえ大切な食べ物であっても破棄されるというのが現実です。
最近の国の動向や世界で起きていること、特に今年はテロ関連の出来事が世の中の大きな関心事になりました。
様々な出来事をみても、どこか腑に落ちないことが多く有り、「なぜ?」という疑問が多くわき起こってきます。
今月、「アリスのおいしい革命」という料理家であり予約の取れないレストランのオーナーシェフでもあるアリス・ウォータース氏をご紹介しました。
彼女は、最初は料理のプロでもなかったそうですが、「食で世界を変える」という大きな夢に向かって第一歩を踏み出しました。そして着実にたどり着きつつ有ります。「地産地消」や「ファーマーズ・マーケット」「食農教育」などが今や多くの人に支持され広がりを見せています。彼女がしたことは、ただ彼女自身が信じたとおりに自分達でハーブや野菜を栽培したり、地域でとれるオーガニックの素材をもとにおいしいお料理を提供することでした。そして、それを毎日つづけることで、自然に目標に向かっていく。
これを『無欲の大欲』というのではないでしょうか。
私達は、大きな変化の中にいると思います。大きな組織や社会の流れにとらわれるより、自分を信じて一歩を踏み出してみる。そして、毎日一生懸命、自らのすることを行うだけでよいのではないか。そうすると自然と川の流れのように、行き着く所にやがてはたどり着く日がやってくる。
そんなふうに思います。
今年よりも来年がよき年になるよう尽力するとともに、皆様のご支援を賜れば幸いに存じます。ご利用いただいた皆様、並びにこのサイトに訪れて頂いた方々、本当にありがとうございました。
今年もあとわずかとなりましたが、どうぞ、よいお年をお迎えください。
そして、来年2016年また皆様とお会いできるのを心より楽しみにしております。
Molfo チーム