健康と美容のために1日スプーン1杯を!
世界の三大医学のひとつインドのアーユルヴェーダ医学では、アーマ(未消化物)のマラ(老廃物)や過剰なドージャ(構成要素)を排除するために、パンチャカルマ(5つの療法)を施します。排除すべきこれらのものを総称する適当な言葉が医学用語にみあたらないため、ここでは、「毒素」という言葉を用いることにします。
アーユルヴェーダ医学では、老化の原因は、からだの中に毒素が蓄積していくことにあると指摘しています。お肌の老化はもちろんのこと、腫瘍やがんの発症にいたるまで、過剰な活性酸素が細胞を傷つけ活性化脂質を生成し、連鎖反応的に毒素を増やしていくのです。
インド医学やギリシャ医学において、各種の油剤療法が実施されてきたのは、油溶性の毒素を純粋な油で溶かしだすのが目的なのです。汚れたからだに高価な健康補助食品を与えても、いろいろな治療を施しても期待した通りの効果は現れてきません。そこで、毒素を抜くための浄化方法のひとつとして浄化クア療法といわれるものがあります。
これにはさまざまなレシピがありますが、一番簡単なのは、テーブルスプーン1杯のヘンプオイルを毎朝飲むことです。一般的な日本人にはオイルを飲む習慣がないので、はじめは抵抗があるかもしれませんが、上品なアーモンドナッツのような味がするので、何回か試せば、おいしく感じられるようになるでしょう。
健康維持のために、一日スプーン1杯を実践してみてはいかがでしょうか?