photo: Tom Hegen
地球環境を保護しながら上質なライフスタイルを提案しています
MOLFOは、これからのライフスタイルは持続可能で、驚くほど機能的で、非常に美しいものでなければならないと考えています。
MOLFOとは、Modern Life Formationの頭字語です。つまり、私たちの生活は私たち自身で形づけるという信念に基づき設立しました。
安全基準と環境基準を損なうことなく、一消費者として、そして、プロフェッショナルな建築家、エンジニア、デザイナー、シェフ、経営者などの現代の期待に応える機能的でサスティナブルな製品を設計、製造、販売しています。
Message
Founderからのメッセージ
私は、日本とイタリアでデザインを学び、学生の頃から自身の作品の発表をしてきました。
デザイナーは通常クライアントが満足し、市場で優位に立つための商品デザインを行う為に仕事をします。
クライアントの方向性とデザイナーの方向性とが違う場合でも、クライアントにとって利益を生み出す最高のものを提案するのが使命です。
そんな中、大量消費社会に疑問を抱きつつ、地球環境が悪化しているのを知りながらも、利益追求だけを求めるクライアントの方向性に違和感を感じ、何か解決法があるのではないかと常々考えていました。
それらを消化する為に実験的な作品を個人的に作り続け、少しずつ販売をはじめるようになりました。
2015年9月、国連サミットで加盟国の全会一致で採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された”2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標”を皮切りに、あちらこちらでSDGsの文字を見るようになりました。
そのような背景もあり、2014年MOLFO設立当初から使い始めているヘンプの理解もここ数年で非常に高まってきています。
何よりも地球が元気でないと私たちの理想的な社会の実現なんて無理なのです。
そういう意味では、持続可能な製品であることはもちろん、機能性と美しさ、さらには生活に潤いを与える豊さも兼ね備えた製品づくりを行うことは、これからのものづくりに欠かせない要素であると考えています。
そして、それを事業として継続していくことで、循環型社会の一助を担えると考えています。
事業者としてはまだ未熟な点も多いのですが、暖かく見守ってくだされば幸甚です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
創立者 & デザイナー
Hiromi Kim
ヒロミ キム
京都生まれ。京都芸術短期大学で建築インテリアデザインを学んだ後、ミラノ工科大学にてインダストリアルデザインを学ぶ。同大学にてデザインマネージメントマスターを修了後、多文化背景の環境において十数年以上、ミラノを拠点にフリーランスとしてデザイン活動をする。
デザイン経歴は、製造業から建築・インテリア業界、アカデミック業界と多岐に渡る。彼女の視点は、持続可能社会をデザインを通じて行うことにあり、単に表層的な美しさの追求でなく、真の人の幸福や喜びに焦点をあてたアプローチを行う。
2008年にHIROMI KIM DESIGN OFFICEを設立後、地球環境を保護しながら上質なライフスタイルを提案するブランドMOLFOを設立。現在は、京都を拠点に活動。
