Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)が1959年にコペンハーゲンのロイヤルホテルのためにデザインしたテーブルランプが既製品化されました。円と直線のラインを直角と斜角で組み合わせたストレートな表現は、ヤコブセンの建築デザインにも共通する要素です。テーブルランプのシェードは上下に可動し、光を必要とする場所に向けられるデザインです。
DESIGNER
アルネ・ヤコブセン
デンマークのモダニズムをリードした建築家。コペンハーゲン生まれ。1927年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業した、デンマークの建築・デザインの第一人者です。1929年に未来の家のコンペで当時の先端を行く円盤型住宅を発表し注目を集めます。また30年代から60年にかけて集合住宅、劇場などを手掛けたベルビュー・ビーチの建築群、61年のSASロイヤルホテルが有名です。SASホテルでは建築から内装、家具デザインまでトータルで演出し、スワンチェア、エッグチェア、AJランプ、ステルトン社のステンレステーブルウェア、シリンダーラインなどを生み出します。