MOLFOのクリエイティブディレクターでアーティストのヒロミ・キムは、2024年11月に開催される『ニューヨーク公募展』に入賞し展示のチャンスを獲得しました。人類が翻弄されてきた数奇な歴史のある植物でもあり、古来から日本文化と精神性に深く関係のある『ヘンプ』作品をアメリカ・アートの聖地ニューヨークで世界に問い、認識と理解を広めてきます。
ニューヨーク展示会参加の費用として応援していただけると幸いです!
私は、これまでデザイン業界でデザイナーとして活動してきました。
長くものづくりに携わってきた者ですが、昨今の地球環境について憂いを感じていました。なぜなら地球環境が破壊に向かっているという科学的なデータが日々発表されているからです。
「どんなことも7世代先まで考えて決めなければいけない」
これはネイティブアメリカンの言葉です。彼らが何かを選ぶ時の基準は、7世代先の子孫が笑顔になるかどうかなんです。
儀式で使う1本の木を切り倒すのに、どの木を切れば7世代先の子孫たちが困らないか、喧々諤々(ケンケンガクガク)の話し合いをして、たった一本の木を切るそうです。
そして、1本切ったら、1本植える。
この決断が100年後の未来まで変えています。
私は、ヘンプという素材に出会ったときに、この素材を使うことで地球が少しでも救われると心底から思いました。そして、それがなんと日本古来からの文化に根ざしたものであったということも再発見しました。
そして、それを起用したものづくりを始めて早くも10年が経とうとしています。
数奇な歴史のあるヘンプに人類は翻弄され、戦後日本ではほとんどの麻(ヘンプ)農家さんが衰退してしまいました。今一度この優れた植物に光を当て、理解と認識を広めたいと考えています。
ヘンプについて捕捉すると、ヘンプは麻の一種で大麻(おおぬさ)、別の呼び方で「たいま」とも呼ばれますが、大麻(おおぬさ)は繊維を採取するのが目的とされている種類のもので、覚醒成分もほとんどなく、大麻(たいま)と言われるマリファナとは少し種類が違います。
それでもアメリカでは既に医療関連での大麻(たいま)使用が認められている州が多くあり、また娯楽用としても合法化されているなど、その認識も日本とでは大きく異なります。
今回、ご支援いただく皆様の温かい気持ちと想いを大切に、ニューヨークの展示会でヘンプを問い、神道に根ざした日本人のもつ高い霊性と大麻(おおぬさ)の深い結びつきなども併せても紹介できればと考えています。
どうか皆様の温かいご支援とサポートを何卒宜しくお願い申し上げます。
【プロフィール】
京都生まれ。京都芸術短期大学(現京都芸術大学)造形学科建築インテリア専攻を卒業後、イタリア、ミラノ工科大学建築学科に短期留学。その数年後、同大学建築学科インダストリアルデザインコースに進学。1996年同大学建築学科デザイン&マネージメントのマスターコース修了。
高度経済成長期に生まれた世代であり、地球環境の異変を自然災害という形で体験しその経験が創作活動に大きな影響を与えています。
創造の過程において地球の素材を利用することが不可避であると理解しつつも、その選択における責任とカルマの解消を模索しています。
地球との共存を次世代のための現代の最重要課題と捉え、現在多用されている環境悪化につながる素材を天然素材に代替し、生活スタイルに落とし込む作品を発表しています。
絶望と希望、破壊と再生という揺れ動く時代の中で、人と社会に光をもたらし、心に火を灯すような作品を探求し続けています。
Hiromi Kim(ヒロミ・キム)の作品は、地球環境への配慮と未来へのビジョンを融合させた、独自の視点と美学を反映しています。次世代に向けた環境意識の高いデザインとクリエイティブな表現で、常に新しい挑戦を続けています。
プライベートでは、食と健康を中心としたライフスタイルに興味があり、食では京料理が一番好きですが、イタリア料理が得意でお酒は赤ワイン派です。ヨガインストラクター資格保有。
【経歴】
ミラノ工科大学にてデザインマネージメントマスターを修了後、多文化背景の環境において十数年以上、ミラノを拠点にフリーランスとしてデザイン活動をする。
デザイン経歴は、製造業から建築・インテリア業界、アカデミック業界と多岐に渡る。彼女の視点は、持続可能社会をデザインを通じて行うことにあり、単に表層的な美しさの追求でなく、真の人の幸福や喜びに焦点をあてたアプローチを行う。
2008年にHIROMI KIM DESIGN OFFICEを設立後、地球環境を保護しながら上質なライフスタイルを提案するブランドMOLFOを設立。焼きたてのパンを美味しく保つヘンプ製ブレッドバスケットシリーズは、フランス三つ星レストランや日本の著名ラグジュアリーホテルでも使用されている。
2023年吸音や抗菌といった機能性をプラスし、音と空気を整える機能するウォールアート「ZAMA」を発表。
20024年 「ニューヨーク公募展」準優秀賞入選。
【個展】
1999年 Salone Satellite/ ミラノ国際家具見本市 (イタリア)
2001年 Salone Satellite/ ミラノ国際家具見本市 (イタリア)
2009年 ICFF 2009/ ニューヨーク(アメリカ)
2012年 アートステージ、阪急阪神百貨店梅田本店 大阪(日本)
2017年 メゾン·エ·オブジェ、パリ (フランス)
BATOMA、東京(日本)
2019年 メゾン·エ·オブジェ、パリ (フランス)
2023年 DESIGNART TOKYO 2023、東京(日本)
【グループ展】
1998年 Eurocultura15/15展 / レオナルド·ダ·ヴィンチ科学博物館、ミラノ(イタリア)
1999年 Opos Under35 / Gallery OPOS、 ミラノ(イタリア)
Oggetto & Uomo展 / Intuitive Gallery、 フィレンツェ(イタリア)
2000年 環境賞受賞作品展、パンテッレーアアートギャラリー、 パンテッレリーア島(イタリア)
Creators Cafe/ リビングセンターOZONE、 東京(日本)
2003年 音楽映像とデザインのコラボレーション展/ミラノ国際家具見本市 (イタリア)
2008年 The Normadic decob ワールドツアー展、トロント·東京·大阪·香港·上海·ニューヨーク
2019年 TICK MY BOXデザイナー·職人·アーティストとの出会いを提供する展示会、ジュネーブ(スイス)
2024年 ニューヨーク公募展、ニューヨーク(アメリカ)
【受賞】
2000年 36回環境賞,デザイン&環境部門, 環境と芸術ヨーロッパスタディセンター(イタリア)
2005年 ニューボトル缶デザインアワード、カルピスメーカー賞(日本)
2008年 The Nomadic “decob” COOL Magazine 賞ニューヨーク(アメリカ)
プロジェクトの概要
2024年11月4〜13日の間にニューヨークの2ヶ所で行われる『ニューヨーク公募展2024秋』に準優秀賞で入選し、展示会に参加します。
作品を展示を通じて「ヘンプをニューヨークで世界にに問う」ことはもちろんのこと、ギャラリーやショップに出向き、取り扱い先を探します。
ニューヨークは、アートの聖地と言われるほど、世界を代表するアートギャラリーやアーティストがひしめき合っています。
日本の現代アートはマーケットが小さく、アーティストの活動の場が限られているのが現状です。
芸術は人間の感性を刺激し、想像力と創造性を育み、豊かな人間性を形成するために必要です。しかし、2021年の世界のアート市場で、日本は「その他」の8%の部分に含まれています。アメリカは約43%、中国は約20%、イギリスは約17%と比較して非常に大きな差があります。
今回のニューヨークの展示会を機に、世界の舞台で発信するステージを広げ、日本の文化と伝統・高い霊性を紹介していきたいと考えています。
出展参加する展示会『ニューヨーク公募展』とは?
主催:アートインキュベーション協会
アートインキュベーションではジャンルや経歴にとらわれずに興味深い作品を制作し日本で活躍しているアーティストを、世界最先端のアートシーンにいきなり取り込んで、ニューヨークを拠点に世界で活動するトップアーティストたちと効果的に交流をし互いに刺激を与え合います。
本企画の展示に参加をすると、いきなり世界最先端のニューヨークのアートシーンを体験するこができます。
20年以上もかけてコツコツと築き上げた佐藤恭子のアートネットワークを駆使してニューヨークの美術館、コレクター、アーティスト、アートメディアにアプローチをして広報をし、実際の展示に反映することができるからです。
よくある日本人だけを展示して日系のコミュニティで盛り上がる展示とは全く異なって、完全にニューヨークのアートシーンに根ざしたものです。
【審査員】
■佐藤恭子:NYのアート界で長年キュレーション活動をするキュレーター
ニューヨークを拠点に活動するキュレーターで日本文化紹介の第一人者。
朝日新聞社と共同で「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」(2014年、東京都美術館と神戸市博物館で開催)を実現。2016年に小松美羽のニューヨーク初展示を手掛ける。前衛的な展示で知られるニューヨークのアートスペース、ホワイトボックスにアジア部門を創立。2018年から2021年までそのディレクターを務め、草間彌生、オノヨーコ、久保田成子、千住博、村上隆、杉本博、松山智一、大岩オスカール、小松美羽ほか55人の日本人を展示した歴史的な「A Colossal Word: Japanese Artists and New York, 1950s-Present」や「Hiroko Koshino: A Touch of Bauhaus」(2018年)のキュレーターを務めた。
【作品の評価】
非常に興味深い視点です!しかし現状の作品は、ヘンプについてに止まっていると感じます。「絶望と希望、破壊と再生という揺れ動く時代の中で、人と社会に光をもたらし、心に火を灯すような作品」である裏付けが必要だと思います。もう一歩、突き詰めるとできると思います。
■安達元一:国際エミー賞受賞放送作家
日本のテレビ界を牽引してきた放送作家。
「ダウンタウンのガキの使い」「奇跡体験!アンビリバボー」「踊る!さんま御殿」「ぐるナイ」「ドラえもん」「SMAPxSMAP」「笑っていいとも」〜など数々の国民的ヒット番組を手がける。
2008年、自身が構成を務める番組「たけしのコマネチ大学数学科」で第35回国際エミー賞を受賞。番組出演の北野武監督とNYでレッドカーペットを歩く。他、第42回ギャラクシー賞大賞、国連平和映画祭2007特別賞、など受賞。
【作品の評価】
なるほど〜、ヘンプの歴史、みんな知らないですね。USPが立っている良いコンセプトだと思います!ヘンプが辿った数奇な運命と、私たち人間の個としての存在が、もうちょっと映し出されると、更にいいと思いました!他の作品も見てみたいです!これからの活躍も期待します!
■花田淳:銀座花田美術代表
「日本の型にハマったアートはいらない。新しい価値の創造を求め続けいるアーティストを応援したい。いきなりニューヨーク!こんなチャンスは無いです。世界のアートシーンで、本気で活躍したいと思っている方を待っています。」
【作品の評価】
ヘンプを素材とした作品に初めて触れましたが、その独創性と歴史的な意味合いに惹かれました。ヘンプという素材は、古代から人類の生活に深く関わってきた背景を持ちながら、この作品により現代において新たな解釈と用途を見出されてましたね。時代と文化の融合を感じさせる作品だと感じました。現代社会の課題を批評しつつも、未来への希望や解決策を示唆するメッセージを持っている印象を受けました。
入賞、入選したアーティストたちの作品が一堂に会するのは下記のどちらかのギャラリーです。
●2024年11月6日〜13日
ソーホーの一等地にある「マックスギャラリー」 (*私が参加するのはこちらです)
552 Broadway, 4th Floor Suite 401, NY, NY 10012
会場は、マンハッタンソーホーの目抜き通りのブロードウェイにあるギャラリー・マックス・ニューヨーク。プラダが向かいに、ユニクロが並びにあり、まさにソーホーの一等地です。ソーホーは倉庫街に世界の優秀なアーティストが引っ越してきてアートの中心になった場所です。戦後にジョージ・マチューナスが提唱したフルクサス運動には、オノヨーコや久保田成子などが参加し、日本人アーティストなくては運動を語れないほど重要な活動をしました。画廊として、レオ・カステリとOKハリスがソーホーにギャラリーを構えて美術史を作った歴史的証人として鎮座しています。現在もその歴史を踏襲したジェフリー・ダイチ(ジェフクーンズ、バスキアなど手がける世界一のキュレーター)が巨大な面積を持つギャラリーを持って存在感を示しています。
http://gallerymaxny.com/
●2024年11月4日〜11日
ダウンタウンの文化の中心のような場所にある「テンリギャラリー」
43A W 13th St, New York, NY, United States, New York
https://www.facebook.com/TenriGallery
この展示会に参加されたアーティストさんの中から既に9名のNYギャラリー取扱いが決定しています。
今回のプロジェクト作品について
【出展作品概要】
「ヘンプハーツ(Hemp Hearts)」は、ヘンプ(大麻草の繊維から作られた生地)を素材とした立体アート作品です。
本作品は、ヘンプという一つの植物の数奇な歴史と人類がその歴史の中で翻弄された心理的葛藤や心模様を表現しています。
30cm角のタイル状の音響パネルに、スモッキングという裁縫技術で加工したヘンプの生地を張り付け、それぞれ異なる模様を持つタイル8個をハート型に配置し、壁に貼り付けています。
音響材を内部に使用しているので、吸音・防音材としても機能します。
※大麻草から作られる布であるヘンプは、ドラッグで使用されるマリファナのような覚醒成分はほとんど含まれていません。
【ヘンプの歴史と意義】
ヘンプは人類史上最も古くから利用されている植物の一つであり、その歴史は約10,000年前に遡ります。
古代中国では紀元前2800年頃から繊維や紙の原料として使用され、古代エジプトでもミイラの包帯に用いられていました。
ヘンプは、栄養価が高く、繊維が強靭であるため、衣類、ロープ、紙、食料、建材など、多岐にわたる用途で人々の生活を支えてきました。
中世ヨーロッパでは、ヘンプは主要な農作物の一つであり、船の帆やロープの材料として広く利用されていました。
この時期、ヘンプは多くの国々で栽培が奨励され、法的に義務付けられることもありました。アメリカ合衆国でも、独立戦争時にはジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンなどの初代大統領がヘンプの栽培を推奨していました。
しかし、20世紀に入ると、ヘンプは麻薬であるマリファナと混同され、その利用は厳しく規制されるようになりました。
1930年代のアメリカでは、ヘンプ栽培は麻薬取締法により大幅に制限され、その後の数十年間で多くの国々でも同様の規制が施行されました。
日本では1948年に大麻取締法が施行され、3万7千人いた栽培者が2022年には25人と1000分の1以下になっています。
この背景には、化学繊維産業や木材パルプ産業との競争、そしてそれらの産業を支援する政治的・経済的な要因が存在していたと言われています。
21世紀に入り、ヘンプは再び注目を集めています。環境に優しい作物としての評価が高まり、再生可能資源としての利用が見直されています。
ヘンプの栽培は、土壌を改善し、農薬や除草剤の使用を減少させる効果があります。
また、ヘンプから得られる製品は、バイオプラスチック、バイオ燃料、建築材料、医薬品など、多岐にわたります。
綿と比較してもその差は歴然で、綿よりも水の使用量が少なく育ち、2倍の収穫量があり、ヘンプ繊維は綿より4倍の耐久性があります。綿は農薬を使用し土地を汚染するのに対し、ヘンプは浄化・土壌改良に貢献します。
さらに、ヘンプシードは高タンパク質でオメガ3脂肪酸を豊富に含み、スーパーフードとしての評価も高まっています。
1年草であるため、竹や木材よりも成長と収穫の期間が著しく早いということで日本でも古来からヘンプは生活と文化に深く根ざした植物でした。
本作品「ヘンプハーツ(Hemp Hearts)」は、ヘンプの多様な歴史とその意義を再評価し、現代社会におけるヘンプの可能性を提示します。
【日本文化とヘンプ】
日本では、ヘンプは神道の儀式や祭りにおいて重要な役割を果たしてきました。
神社のしめ縄やお守り、祭りの衣装などに使われるヘンプは、清めや結界を意味し、神聖な存在として崇められてきました。
このような文化的背景を持つヘンプは、日本人にとって古来から精神の拠り所となり特別な意味を持ちます。
しかしながら、現代ではこれらの史実を知る人が少なくなってきているのも事実です。
本作品では、この伝統的な要素を取り入れ、現代の人々に深い理解と問いを投げかけ、持続可能な社会の実現を目指しています。
神社と大麻
大麻は大昔から日本にあり、日常の衣服、油、薬草として日常的に使われてきました。
大麻の実は麻子仁(ましにん)と呼ばれ、不老不死の薬と言われています。
また、浄化の力があるとされ、神社のしめ縄や神事に使われています。
日本人のもつ高い霊性と大麻は深く結びついています。
天照大神を祀る日本の最高峰の伊勢神宮のお札は「神宮大麻」と呼びます。
-以下伊勢神宮HPより抜粋-
神宮のお神札は「神宮大麻」と呼ばれ、大麻とは「おおぬさ」とも読み、お祓いに用いる祭具を意味します。古くは伊勢の御師によって御祓大麻として配布されてきましたが、明治天皇の思召により、国民が朝夕皇大神宮を敬拝するために神宮から全国各地にお頒ちすることになりました。
神宮大麻は節目ごとに様々な祭典を重ねて、皇室の弥栄、国家の安泰、各家庭の平安を祈りつつ一体一体丁重に奉製されています。お正月を迎える前には、新しい神宮大麻と共に、地域をお守り下さる氏神様、鎮守様のお神札を一緒にお祀りして、ご家庭の一年の無事と幸せを祈りましょう。
—
【技術とデザイン】
スモッキング技術を用いて加工したヘンプ生地は、30cm角の音響パネルに張り付けられ、それぞれ異なる模様が施されています。
全てのパネルのデザインは、一枚の布から手作業でひと針ひと針、形状を作り出しています。
これらのタイルが集まり、ハートの形を作り出すことで、視覚的な美しさとともに、ヘンプの多様性と人間の心の複雑さを表現しています。
さらに、音響材としても使用可能なこの作品は、現代社会の騒音問題に対する一つの解決策としても機能します。アートと機能性の融合は、現代人が直面するストレスや騒音に対する癒しの空間を提供します。
脱着はマグネットを使用しているので、簡単に取り外しができます。
また、それぞれのパネルには、NFT証明書が付属されており、アートとしての信頼性も兼ね備えています。
【メッセージ】
「ヘンプハーツ(Hemp Hearts)」は、ヘンプの歴史的背景とその文化的意義を再評価し、人間の心の中にある葛藤や希望を表現した作品です。ヘンプの生地を使ったスモッキングの技術は、伝統的な裁縫技術です。現代のアートと結びつけることで新たな解釈を見出します。
また、この作品の素材選択は、現代社会におけるヘンプの可能性を探る試みです。
私はヘンプを作品に起用することで人々の認識と理解が深まり、さらに利用が促進されることで地球環境が少しでも良くなっていくと信じています。七世代先の子孫たちが笑顔で過ごせる未来のために、人と地球が共存できる作品を模索し、次世代への贈り物となるような新しい価値提案を目指しています。
最後に
「私は七世代先の子孫たちが笑顔で過ごせる未来のために、人と地球が共存できる作品を模索し、次世代への贈り物となるような新しい価値提案を目指しています。」
私自身、長年海外に暮らした経験があるので、海外で事をなすのは並大抵の努力ではないことは承知しています。ですが、やってみないとわかりません。今回の入選を機にステージを広げてみたいと考えています。
今回、ご支援いただく皆様の温かい気持ちと想いを大切に、ニューヨークの展示会でヘンプを問い、日本人のもつ高い霊性と大麻の深い結びつきなども併せても紹介してきます。
どうか皆様の温かいご支援とサポートを何卒宜しくお願い申し上げます!
ヒロミ・キム(Hiromi Kim)
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