パーティーの席でのさりげない優雅な動作
容量がいっぱいの時の重くて注ぎにくい最初のサーブ。このピッチャーは底部分が球体になっているため、持ち上げる事なく、転がすように容易にできるように配慮されています。女性でも重さの負担なく、エレガントなサービスが可能です。
パーティの席でのホストをサポート
ホームパーティーでは、飲み物は欠かせません。2〜5リットル入りのワインパック、またサングリアなどのカクテルをスマートにサーブします。
このOXYは、2リットルの容量がはいります。パーティーの席での2リットルはすぐになくなってしまう量ですが、2リットルというと女性の腕では重くてサーブするのが大変です。パーティーの席でお客様の洋服を汚してしまうなんていう失敗はできません。
このOXYは、底部分が球体になっています。テーブルの上でコロコロと転がすようにしてグラスに注ぐことが可能です。また、使い終わったあとは、インテリアとしてもお使いいただけるような形状になっています。
東洋との深い縁のあるリモージュ磁器
リモージュ磁器をご存知ですか?
フランスの中部に位置する都市リモージュは、18世紀以降、リモージュ近郊で良質なカオリンが発見されたことから磁器製産地として名が知れ渡るようになります。リモージュで最も初期に行われていた磁器の生産は、アルトワ伯爵(Comte d’Artois)の庇護の下、発展していきます。この頃に生産された磁器の種類は比較的少数で、シンプルなデザインが特徴でしたが、1784年にセーヴルの王立製陶所がリモージュの製陶所を買い取ると、そのデザインやフォルムは、より洗練されたものになっていきました。
しかし程なくして起こったフランス革命により、リモージュの磁器産業は大きな変化の時を迎えます。フランス革命後は王立の製陶所に代わり、リモージュでは民間の製陶所が次々に開業することとなり、1850年代には市内に30以上もの製陶所が現れました。政治や経済に翻弄されながら、製陶所の数が増減する中、ベニョル(Baignol)、ピエール・タロー(Pierre Tharaud)、プーヤ(Pouyat)といったいくつかの製陶所は、確かな製品で着実にその名声を高めていきます。そしてリモージュの磁器はパリのアーティストの影響を受けながら、次第に装飾美術として発展を遂げ、19世紀後半には黄金期を迎えます。
ヨーロッパ各地で開催された万国博覧会への出品によって、世界に認められることになったリモージュの磁器は、とりわけその透き通るような白さに注目が集まり、「リモージュの白」と称されて評判になりました。
メゾン・ミュゼ・デュ・モンド より抜粋 http://www.mmm-ginza.org/top.html
このカオリンが発見された17世紀のヨーロッパでは、中国の磁器や日本の伊万里焼きが伝えられた時期でもあり、その純白で薄く硬く艶やかな硬質磁器は羨望の的でした。王侯貴族、事業家がその製法を自国で展開するのに労力をいとわなかったようです。良質のカオリンがリモージュ近郊で発見されたことからリモージュの町は、磁器製造の町として栄えました。
良質のカオリンなくして、良質の磁器製品は成り立ちません。東洋の遠い異国の磁器を再現すべく、町に産業が生まれ発展しました。
フランス王侯貴族に愛されたリモージュ磁器は、現代においても近代的な趣向を取り入れ、世界各国で愛されるようになりました。
今回のOXYは、その良質なリモージュのカオリンを使用し、イタリアで製造しています。東洋とヨーロッパの縁が深い素材で、大切なお客様をのおもてなしを!そして、パーティーの席で話題作りの一旦を担えればと思います。
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